皆様、こんばんは。
当院の看板犬であったべティが本日16時45分逝去いたしました。
享年14歳9か月でした。
1年ほど前から前庭器症候群や悪性リンパ腫・軟部組織肉腫など、高齢犬には辛い試練を受けて来ました。
最終的には25日間、起立不能となりスタッフの介護下で褥瘡防止のため、数時間おきの体位変換と強制給餌や点滴で頑張ってきました。
25日間は本人にとって辛い日々と思われました。
しかし、病床にあっても飼主様が面会にお越し頂けると尻尾を振って、精一杯の接客をする犬でした。
思い起こせば、べティとの付き合いは当院を開業した年にさかのぼります。
隣のペットショップの商品であった当時2か月齢のべティは頸の付根に腫瘍が見つかりました。
当院はその腫瘍摘出手術の依頼を受けました。
術後、そのまま私がべティを譲り受ける形で当院のスタッフとなりました。
その後、接客スタッフとして誰にでも愛想よくもてなしてくれました。
供血犬として、輸血が必要な犬達を何度も助けてくれました。
べティについて語り始めたら何ページにも及ぶと思います。
べティが病床についてから、本当に多くの皆様がお見舞いに来て下さり、心のこもった励ましを一杯頂きました。
きっと天国から我々の治療活動を見守ってくれていると思います。
長らくの間、皆様に可愛がっていただいたべティは幸せ者です。
この場を借りて、皆様にべティに代わってお礼を述べさせていただきます。
べティお疲れ様でした。
そしてありがとう。
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