みなさん、こんにちは(^ω^)
当院の患者様は犬
の次に多いのが
猫
ではなくて、なんと
ウサギさんなんです!
犬や猫以上に繊細で、何か病気になった際に
『ご飯を食べない。』ということだけで
命取りになってしまいます
そこで、飼い主様にはお薬の投薬や強制給餌が
必要不可欠になってくるのですが
飲ませるための
保定が難しく、苦労される方がとても多いです!
私も家ではウサギを飼っているのですが、
大暴れで薬やラキサトーンを飲ませるのに苦労しています
(笑)
診察中、飲ませ方の説明をしても
『家ではこんな大人しくしてくれないんです
』
と、いう声も良く聞くので今日は
簡単な保定のコツを
みなさんにご紹介しようと思います!!
まず、ウサギさんのキックはとても力強く
仰向けにしても
そのままひっくり返って逃げられてしまったり・・・
うまく口に入れられても前足ではねられたり・・・
そこで
バスタオルや
小さめのブランケット等を使って
簀巻きのようにすると暴れにくくなります!
私はブランケットを使っています(^^)
このタオルを選ぶポイントは繊維などが出ているものだと
暴れた際に爪が引っ掛かって折れる心配もあるので
そういったものは避けた方が良いかもしれないですね♪
まずは、椅子に座って膝の上に乗せます
(いつもこのブランケットを使っているのでかなり警戒しています。笑)
次に身体を包んで簀巻きにします。
ここでのポイントは出来るだけ手もしっかり
包んでしまうことです!
そうすることでシリンジやスポイトを手で払われる事を防げます
このような状態になったら、くるっと反転させて
ウサギさんの頭が自分の膝の方にくるようにします。
この状態にもっていければ完璧です
でも実は簀巻きにしても暴れる子は暴れちゃうんですよね・・・
そこで仰向けにするポイントは
ウサギさんを抱っこした状態でそのまま自分の体ごと
膝の上にゆっくり降ろしてあげてください!
この時に目も隠してあげることも大事です♪
不安定な保定だと暴れてしまうので
出来るだけ自分の体を密着させることで安心させてあげましょう
仰向けに出来たら、顔を持ってクイッと上を向かせます。
(この時も目を隠すように顔を持ってあげるのがポイントです
)
歯の隙間からシリンジやスポイトの先端を入れて
ゆっくり飲ませてあげてください。
これで終了です
てとくん、お疲れですね・・・(笑)
慣れるまでは大変だと思いますが、
このポイントをおさえて是非試してみてください
病気は治してあげたいけど、お薬飲ませるのが
大変で・・・
そんな飼い主様のお力になれたらな、と思っています(^ω^)
分からないことがあれば院長やスタッフに気軽に
お声掛けください。
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