セネガルカメレオンはガーナなどアフリカ中央部から西武にかけて分布している、体調20〜25?の小型で胴長のカメレオンです。
今回、ご紹介するのは皮膚病のセネガルカメレオンです。
一般にカメレオンはドリッパーという給水器で、水滴を垂らして水分補給をするケースが多いです。
どちらかと言えば、高温多湿な環境下での飼育となりますので、皮膚病の発症率も高いです。
上の写真のカメレオン君の皮膚に丘疹が出来ているのがお分かり頂けますか?
別の角度の写真で黄色丸で記してある箇所です。
丘疹内は水が溜まっており、水泡に近い感じです。
犬猫でいう所の膿皮症にあたる症状です。
細菌・ウィルスのよる感染で皮膚病に至っていますので、抗生剤とビタミン剤の投薬が必要です。
今回は皮膚の感染症ですが、ほかにも脱皮が不完全で起こる皮膚病やホットスポット用のライトによる火傷等もあります。
今回の様に、全身に皮膚病が広がる前に診察を受けられると良いですね。
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