犬の異物誤飲(その3)
2012-07-24 16:57
有限会社もねペットクリニック
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本日、ご紹介しますのは3年前に石とアルミ箔を誤飲して、胃切開を実施したトイプードルのキイナちゃんです。

その手術後、数回にわたり、髪に巻くロットや石・ガラス等を誤飲しましたが、何とか嘔吐させ事なきを得ていました。

しかしながら今回は、靴下を飲み込んでしまいました。








早速、レントゲンを撮ったところ黄色い丸で囲んだ部分(胃の中)に何か大きな物体が入っているのがお分かりになると思います。

どうやら靴下のようです。

嘔吐をさせる薬を飲ませて吐かせるという方法もありますが、靴下が大きなサイズのため食道で閉塞したら摘出がより困難になりますので、胃切開をすることとなりました。残念。












しっかり、靴下が胃の中一杯に詰まっていました。



切開した胃を縫合します。





無事手術も終了し、暫くは流動食の日々が待っています。

何度も申しますが、異物誤飲をする子は何度も異物誤飲を繰り返します。

自分がなぜ手術を受ける目に遭っているかを本人は理解できないでしょう。

詰まる所、飼主様がしっかり飼育環境を整備して頂き、異物誤飲しないよう配慮していただくしかありません。

何度も胃を切開するのは本人は勿論のこと、飼主様も手術する私達も辛いところです。









異物誤飲が習慣になってしまっている子に反省の色はありません。
 

 
と感じられた方はこちらupwardrightをクリック宜しくおj願いいたします!
 
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