こんにちは!
当院では、現在シニアを迎えた愛犬・猫の飼い主さんに向けた
「啓発ポスターやフードのサンプル」
を展開していますが
10月にjは入って毎年行っている
「秋の健康診断」もスタートしました!!
わんちゃん、ねこちゃんの7才は、
人間でいうと何才くらいでしょうか?
正解は
小型犬、中型犬、猫 >>>> 約 44才
大型犬 >>> 約 54才
意外と早く歳を取りますよね
一般的に7〜8才以降ををヒトでいうところの中高年のシニア世代といいます。
春の健康診断はご存知の方も多いと思いますが、
「血液検査」により
「体の内部から各主要臓器」の健康チェックを行っています。
「秋の健康診断」は
「レントゲン等を用いた画像診断を中心とした健康チェック」を実施していきます。
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− 秋の健康診断 ー
検査内容
・ レントゲン検査 (胸部・腹部2~4枚) ・ 糞便検査
・ 心電図検査 ・ 尿検査 (当日、ご持参下さい。)
実施時期 価格
10月〜12月 受付にてお問い合わせください。
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<<対象>>
1才以上のわんちゃん、ねこちゃん
(1才以下でもお問い合わせください。)
※完全予約制です。
ところで・・・
「 なぜ画像診断が必要なのでしょうか??? 」
それは、近年ペットの平均寿命が延びたことで、高齢のペットが増えています。
高齢になることで、私たち人間と同じように
「心臓の病気」や「関節の病気」「生活習慣病」など
様々な問題を抱える愛犬・猫も少なくありません
特に
心臓の病気は要注意!
人間に比べて高齢のペットは慢性的な心不全になりやすいと言われています。
特に最近当院では
「僧帽弁閉鎖不全症」
が
加齢と共にその発生は増加してます!
僧帽弁閉鎖不全症とは・・・
心臓の左心房と左心室の間に位置する2枚の薄い弁で、
心臓が収縮するときに閉鎖し、左心房への逆流をふさいでいます。
この弁が完全に閉鎖できず、心臓が収縮する際に
全身へ拍出されるべき血液の一部が弁の隙間から
左心房へ逆流する状態をいいます。
その結果、左心房の圧が上昇し、肺のうっ血が起こります。
この状態が続くと心不全を起こし、
肺水腫等の呼吸困難や左心房が大きくなることにより慢性的な咳をします。
詳しくは→→
こちら
ただし、初期の頃には目に見える症状がほとんどなく、発見が遅れがちに・・・
気付いた時には悪化してしまっていることが多いのも事実です。
しかし健診にて
レントゲン(必要に応じてエコー)等を用いて画像診断を行えば
早期発見・早期治療がで きます!
血液検査では詳しくわからない病気を
レントゲン検査(エコー検査)を行い
心臓の大きさや弁膜形状、循環血液の流れ等からより確実に
心臓疾患を見つけることが可能です
画像診断のメリットは、血液検査のように採血時の痛みもなく、
ペットにかかるストレスを最小限に抑えることができます。
心臓病は完治することのない病気ではありますが、
早期治療により健康に近い状態で生活をすることができ、
長生きすることも可能です。
あなたの愛犬、愛猫は何才ですか???
長生きしてもらう為に
その子の年齢に合った定期健診を忘れずに行いましょう
愛犬・猫ももう7歳になったな〜。という方は
こちらまで
クリックおねがいします!